{奈々美}
ハァハァハァ疲れた〜
私は、遅刻するかと思って家から学校まで思いっきり走ってきた。
でも、まだまだ全然時間あったし、、、
花苗「あー!!奈々美〜!」
奈々美「あ!おはよー花苗ちゃん」
花苗「あぁ!まだ『ちゃん』付けしてる〜!!」
奈々美「いーいでしょ?」
花苗「ゔぅ、、奈々美が可愛すぎぃ、、」
え?私って可愛くないよ?花苗ちゃんが超可愛いんだよ?
花苗「もぉー!奈々美!伊達メガネ外しな?」
奈々美「なんで?」
花苗「せーっかく可愛い顔が見えなくなっちゃってるから!ね?」
奈々美「で、でも。これは、私のお守りみたいなもので💦」
この伊達メガネがあるおかげで男の子の隣にやっと座れるんだから。
このメガネ外しちゃうとホントに無理だから、、
花苗「まぁ、奈々美がそうやって言うんだったらいーけどね〜。でも、奈々美のことブスとか言う奴は殴るよ?それでもいーならいーよ(*^▽^*)」
奈々美「な、殴る!?殴るのはダメだよ!後、別に私ブスだからブスって言われても大丈夫だよ?」
だって、ホントに私ってブスなんだもん。
花苗「はぁまぁいいから行くよ!!」
奈々美「あ、う、うん!」
と、15分後
先生「それじゃあ、部活見学と行くか!!そんじゃ、いくつかのグループに別れてもらう。まずAグループ坂口綾乃…」
はぁ、どの部活入ろうかな?
私、運動無理だからさ。
先生「最後にEグループ、陸島、花苗、隼人、拓真、奈々美だ。それぞれのグループで話し合い、行動するように!!それじゃあ、部活見学開始だ!」
やったぁ〜✨花苗ちゃんと一緒のグループだぁ!
花苗「奈々美〜!!ギュッ」
奈々美「わわっ!花苗ちゃん!一緒のグループだよ!やったねッ!(*^▽^*)」
と、私が微笑むと
花苗「もうッ!奈々美は可愛いんだからぁ!」
陸島「あ、あのさ。陸上から見に行くよ?」
あ、完全に他の人のこと忘れてた!ごめんなさい!
花苗「はーい!」
奈々美「コクン」
男の子怖い、、、
拓真「よろしくね」
と、拓真君?が私の手を急に握ってきた。
あ、あわあわッ!
こ、怖い、、、ヤバい無理無理💦怖い、、
花苗ちゃん助けて、、、
花苗「はいはい!そこ、手を握らない!」
拓真「すみませーん!😏」
ひぃ!怖い
私は、手と足が震えている
花苗「奈々美、大丈夫?」
奈々美「…。」
花苗「保健室に行く?」
奈々美「だ、大丈夫だよ💦ア、ハハハ」
と、部活見学が始まった。
30分後
つ、次はサッカー部?
女子「キャーーーー!!!❤️」
え、悲鳴?
花苗「す、凄いね」
奈々美「ね。ア、ハハハ」
女子「キャー!翔様〜!❤️」
翔様??誰?
と、サッカーを見てると
ある男の子がシュートをした。
わぁ凄い。
その子は、身長も高くてスタイルも良い。
と、その人の事を見てると、目が合ってしまった。
ギャァー!嫌だ怖い。
奏太「いーね!翔!その調子!」
翔「うるせーよ!」
つ、次行きたい、、
花苗「次行こ〜」
と、部活見学は終わった。
よし!次は学校探検かな?
と、休憩をとっていると、、、
奏太「あ!君君!」
奈々美「あ、私?」
奏太「そうそう。」
奈々美「ど、どうしました?」
きっと先輩だよ、ね?
奏太「俺は2年の坂山 奏太よろしく」
や、やっぱり先輩だ
奏太「俺の親友がさ、君のこと呼んでたよ?」
奈々美「え?」
だ、誰だろう?