「麻理さん、熱は何度あるんですか?」

「さっき測った時は、7度6分だったよ、、」

「はぁあー、それぐらいなら大丈夫ですよ」

「私は熱に弱いから、少しの熱でもダメなの!」


本当かなー、
まぁ疑うのは可哀想か、


「圭悟、私汗臭くない?」

「うーん、少し、、」

「やだー、圭悟に嫌われたくない。シャワー浴びる!」

「フラフラしてるから危ないですよ」

「それじゃ圭悟も一緒に、、」

「麻理さん、無茶言わないで下さい。そんな事したら本当に襲いますよ。ドアの外で気にしてますから安心して浴びて下さい」

麻理さんを支えて洗面所に向かった、

「あっ圭悟、着替えがないよ、タンスから持ってきて」

「えー、麻理さんの下着なんて触れないですよ」
「いいじゃない、圭悟の気に入ったやつでいいから」


もうエッチな誘惑ばっかりして〜

「下から2番目の引き出しにあるからね」

はいはい、恐る恐る引き出しを引くとカラフルな下着がサーティワンのアイスクリームみたいに丸くなって並べられていた。

どれが良いかなんて分かんないよ、
適当に一つ取って、後はTシャツと、、下は短パンでいいか。


着替えを持って洗面所に戻ると、麻理さんは既にバスルームでシャワーを浴びていた。

すりガラスに映るシルエットが艶めかしい。

「麻理さん、大丈夫ですかー」

「圭悟、もうすぐ出るからあっち行ってー」


さっきは一緒にシャワーって言ってたのに、
どっちですか!
恥ずかしいなら、あんな事言わなきゃ良いのに、、

何かを期待していた自分が情けない。