居心地が悪いと思っている事を悟られたくないため、私はすました顔で何も気にしてないような顔をしてスマホを弄る。そうして、ただひたすら時間が過ぎるのを待つ。 鬼の子の呪いを恐れて、直接攻撃されたりは一度もないため削られていくのは・・・・・ 心だけだった。 「はあ——— 鬼の子辞めてくんないかな?」 「毎日毎日、死ぬかもしれないと気にしながら学校生活送るとか、クラスガチャ運悪すぎ」 「私らは悪くなくない? 悪いのは全部・・・・・鬼の子じゃん」