鬼の子



⋆⸜꙳⸝⋆


毎日が、1日、1日、と過ぎていく。


夏服だった制服が、冬服に変わる頃には、綱君の体はどんどん細くなり、顔色も悪くなっていた。


夏服からブレザーになった姿を見ると「俺もブレザー着たかったな」と消え入りそうな声で呟いた。


声にもどんどん覇気がなくなっていく。そんな姿を見ると、目の奥が熱くなり涙が溢れてきそうになったけれど、グッと力を込めて、絶対に泣かなかった。


私が泣くのは違う、そう思ったから。