鬼の子と呼ばれ、悪口暴言を言われる私とは全くの正反対だ。
芸能人に憧れるように崇拝する子から、ガチ恋をする子まで幅広く人気者だった。
光希はみんなから好かれてていいなあ・・・・。
今まで妬まなかったと言ったら嘘になる。
正直、同じ鬼の子なのに、扱いに差がありすぎて、妬み、僻んだことはある。
だけど、光希は嫌われ者の私にも、優しくて、いつのまにか妬みなど、なくなっていた。
従兄弟のよしみなのか、昔から優しく接してくれた。
光る希望と書いて光希と名付けられた彼は名前の通り、明るく優しくて町民から煙たがられている私をいつも守ってくれた。
嫌われ者の鬼の子の光。
そんな光希が私の支えだった。



