哀…愛

『お前も

 ホント

 バカだよな』



聞きなれた声



あたしが

ずっと

求めてた声




『よっぽどの

 モノ好きだな

 お前は


 まったく

 オレも

 モノ好きだよなぁ』




あたしは

後ろを振り返る




そこには

あたしの

"愛"が立っていた