「へーえ、やっぱ棗今年も来ないんだー?じゃあ俺が代わりにさりちのチア服たっくさん写真撮っとこ」
「…なんのつもり?お前」
「べつにぃ?棗にも1枚くらいおすそ分けしてやろっか。チア服興味無いんだろ?」
ニヤニヤ笑う柏崎くんと鬼の形相で睨む棗。
蛇と虎に見えてきた…?
というかなぜこんな険悪なのか。喧嘩でもしてるのかな。
「俺援団やるし、学ランとチア服で写真撮ろうね」
「あ、うんもちろんもちろん。チア服なんか人生最後だろうから」
「チッ」
「どうした棗、蚊にでもさされた?」
「黙れ害虫」
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