【咲鈴side】
「時に棗くん。棗くんは何が起きたら本気を出すのでしょうか」
「急になに、てか邪魔」
「わあ」
棗の席で肘をついて考えていた私はいつものごとく隣の席にどけられる。
棗も慣れたもんだ。
「私は棗の本気がみたい!」
「体育祭だもんねもうすぐ、棗が本気だすとは到底思えないけど」
「だよねぇ…」
体育祭が2週間後に迫った今日この頃。
なんと神様が味方してくれて棗のクラスと同じチームになった私は超超超ご機嫌である。
チームは赤青黄緑白の5チーム。
7クラスある私の学年で同じチームになれる確率はすごく低くて、正直8割型諦めてたんだけど
奇跡が起き、神様が味方し、なんと同じチームになれたのだ。
「しかも赤団だようちら!勝負の赤!勝利の赤!うれしいね〜」
「赤のハチマキが1番体育祭っぽいもんねぇ」
「わかる!?さっすが柏崎くん〜わかってるっ」
いぇーい、とハイタッチを交わす私たちを棗は溜息をつきながら呆れ顔で見ていた。
「時に棗くん。棗くんは何が起きたら本気を出すのでしょうか」
「急になに、てか邪魔」
「わあ」
棗の席で肘をついて考えていた私はいつものごとく隣の席にどけられる。
棗も慣れたもんだ。
「私は棗の本気がみたい!」
「体育祭だもんねもうすぐ、棗が本気だすとは到底思えないけど」
「だよねぇ…」
体育祭が2週間後に迫った今日この頃。
なんと神様が味方してくれて棗のクラスと同じチームになった私は超超超ご機嫌である。
チームは赤青黄緑白の5チーム。
7クラスある私の学年で同じチームになれる確率はすごく低くて、正直8割型諦めてたんだけど
奇跡が起き、神様が味方し、なんと同じチームになれたのだ。
「しかも赤団だようちら!勝負の赤!勝利の赤!うれしいね〜」
「赤のハチマキが1番体育祭っぽいもんねぇ」
「わかる!?さっすが柏崎くん〜わかってるっ」
いぇーい、とハイタッチを交わす私たちを棗は溜息をつきながら呆れ顔で見ていた。