何でよりによって智志なのだ。 「何よ?」 智志の顔が真剣なのに気づいた。 「先輩が・・・結城先輩が・・・」 え・・・・・何?何があったの?? 「何か・・・・写真見てた。」 「写真?」 「今日は・・・・両親の命日らしい。」 そういうことだったんだ。 「ごめん、智志。ありがとぅ」 私は自分の力をすべて出しきるくらい走った。