「えっ・・・・」
「恋愛としてですよ・・・?私、先輩の彼女になりたいです。」
言った。想いをすべて。
「まったく・・・・クリスマスに言うはずだったのにさ。この子は」
「それって・・・・」
「俺も香織ちゃんの彼氏になりたいです。」
夕暮れの綺麗な時間。私は先輩に告白した。
白い息が見える、寒い寒い日に。
そして、先輩は私の首にマフラーをかけてくれた。
「嘘ぉぉぉぉ・・・うわぁぁんっ」
「えー???泣かないでよー;」
「先輩ぃぃぃいぃぃっっ!!!」
私は思いっきり先輩の胸の中に飛び込んだ。
綺麗な夕日を背景にして。先輩を目に焼き付けた。

