泣きじゃくる私を智志は抱きしめた。



「こんなオレなのに付き合ってくれてありがとう。」



「ぜっ・・・たいに・・・グズっ・・・レギュラーになりぇょ・・」




何言ってるか分かんない。でも智志には聞こえていた。



「うん。約束だ。」




私たちは別れ、それから何の連絡も取らないままだった。




それなのに同じクラスなんてぇぇ!!