香織side 私は部活が終わって、武道館で待っていた。 「あっ・・・・きた」 亮が走ってきた。 「よっ・・・大丈夫?」 「あ・・・まぁね・・・・」 私は嫌だった。もしこのタイミングで先輩とか来ちゃったら・・・ 多分明日から学校行けない・・・・ 「何・・・?」 「あぁ。好きだって言ったじゃん?」 「う・・・ん」 「あと、屋上でチューしてくれたらって。あん時マジだったんだけど」 やだ・・・ 「やめてよ・・・聞きたくない・・・・」