香織side



私はクリスマスに何を着ていくか考えていた。





「何ニヤケてんの?」




「亮!」





そういえばぁ・・・・・みんなが変なこと言うから気になっちゃうじゃん。




「亮さぁ・・・・」






「何?」





「好きな人とかいんの?」









「お前に決まってるじゃん。」







はぃ・・・・・・?




「りぴーとあふたみー???」





「俺はお前が好きなんだけど。」




小声で、私の耳元で亮はそう囁いた。