「やばぃ・・・・どしよ・・・・」




今日はまだ9月だというのに冷え込んでいる。




「さむいな・・・・・うう・・・入ろう。」





意を決して入ることにした。



私はゆっくりと、物音を立てず、ドアを開けた。





ギギギギ・・・ドアが悲しく音を立てる。







「ただぃ・・・ま・・・・」





玄関は暗い。まだ誰も帰ってきてなさそうだ。







「よかっ・・・・・?!!!!」







私が電気をつけた時、廊下に靴下をはいた足が見えた。






足しか見えない・・・何?!ぬいぐるみなのか・・・・?




恐怖と不安でいっぱいだった。