「帰りたいって・・・・・?」





もう心臓がうるさいわ、バレたんじゃないかって不安だわで自分自身、壊れそうだった。




「真澄と。ああいうのが好きなんだろ?」







あ・・・・・忘れてた。こいつ相当な鈍感だったんだ。(笑)







「いやっ・・・今日はさっ・・・家誰もいないから早く帰るから・・」




「あっそぅ・・・・んじゃあな!」







私は安心した。これでまた仲良くなれたんだから・・・・





私はいそいで自分の家に帰った。










私はもうお兄ちゃんが帰ってるんじゃないかって不安だった。





怒られるんじゃないかって。





私は玄関の前で立ち竦んでいた。