余命宣告されていたクラスメイトは、強くて弱かった。

「震えてる」

「……っ」

俺の言葉にビクッと反応した春日の頭を

優しく撫でると、さっきよりも震えが

大きくなった。

「やっぱ泣き虫だな」

「ないっ、て、ないっ、し……」

「ふはっ、それは無理あるわ」

「な、七瀬のっ、せいでしょっ……!」

「いーや、俺は何もしてないね」

それに……俺も……。

「……春日、お前、いなくなるのか?」