余命宣告されていたクラスメイトは、強くて弱かった。

「ここまで来る途中に急に苦しみ出して……」

……っ、それって……。

「私共も手を尽くし……」

「今、どこにいるんですか?」

最後まで聞きたくなくて、最後まで

言われる前に口を挟む。

「大丈夫なんですよね。なんてことない

んですよね。あいつは……あいつがっ……」

”七瀬!こっちこっち!”

太陽のように笑うあいつが……。

「死ぬはず、ないんだっ……」

「……隣の病室にいます」