余命宣告されていたクラスメイトは、強くて弱かった。

それと同じくらい七瀬も大切だ。

でも、私には正しい判断が何かわからない。

「……七瀬っ……」

力が入っていない七瀬の手を握って

おでこに持っていく。

そうすることで、七瀬が力を貸してくれる。

そんな気がしたから。

……とりあえず、みーこにでんっ……

うそ、でしょ……?

「春日さんっ⁉︎大丈夫ですか⁉︎」

どうして、今なの……。

「春日さん!春日さん!」

お医者さんの声を聞きながら私は記憶を手放した。