「春日⁉︎大丈夫かっ⁉︎」

「う、うん……だ、いじょぶ……」

春日はそう言うけど、呼吸がちゃんとできて

いないのか、言葉が途切れ途切れになって

いる。

部屋に戻らせると、少し落ち着いたのか、

整っている。

「ごめんね……大丈夫だと思ったんだけど……」

「いや、大丈夫。落ち着いたみたいでよかった」

病気なのはわかってたつもりだったけど、

ここまでだったとは……。