甘い体温


そう思い、目を閉じたその時、きゃんきゃんと尻尾を振ってブラウンがベッドの上に乗ってきた


私の所まで来ると、私の手をペロペロ舐めるブラウン


『ん、どうした?お前も一緒に寝る?』


私はブラウンを布団の中に入れると、頭を撫でた


『あんたと居るときが、一番落ち着くよ』


その言葉に答えてくれるように、ブラウンは私の胸に擦り寄って来る


『ふふ。お休み、ブラウン』


そのまま一気に眠気に襲われた私は、いつのまにか意識をとばしていった













『…ん……』


異様な体のだるさと、暑さを感じて私はふと、目を覚ました


あれ…今何時?