甘い体温


そうなんだよね


私、陽生のこういう真っ直ぐで素直な所に弱いんだ


嘘偽りない陽生の思いが、私の全てをいとも簡単に包んで癒してくれる


陽生の愛が私を満たしてくれる


一人じゃないんだって、生きる力が湧いてくる


これじゃあもう、離れろって言われても、離れられるわけがない






『好き』


キスの合間に自然と漏れる声


絡まる舌も、私を抱きしめる力強い腕も


私を真っ直ぐ鮮明に映し出す瞳も、温もりも


もう陽生の全部が……




“大好き”




きっともう、こんなに好きだと思える相手には出会えないし、出会いたくもない


…だから……




『覚悟するのは陽生の方かもよ』




私だって、意地でも離れたりしないんだから


そう思い、とびっきりの笑顔を向けた