甘い体温


この気持ちはもう、どうすることもできないの




『果歩…』



私の名前を呼ぶ甘く低い声も


『どこか苦しいとこないか?』


私の体を優しく撫でる、この大きくて温かい手も




もう



全部



あなたのすべてが











『好き』











この温もりだけは離したくなんかない