甘い体温



薄暗い静かな部屋の中



『…んっ…』


容赦なく与えられる刺激に、思わずギュッと私はシーツを握り締めた


部屋中に聴きたくも無い自分の甘ったるい声が響き渡る


自分でも驚くほど、今まで感じたことの無い感覚に酔いしれて、何度も意識を飛ばしそうになった


そんな私に構うことなく陽生は少しも止まる事無く、頭からつま先まで私の体全体を指先で、唇で愛撫する


『…っ……』


時々見せる陽生の切なげな表情と、かすれた低い声に不覚にもドキ”とさせられたりして


『んっ……』


激しくベッドが軋む音と


陽生の乱れた呼吸を聞きながら、私の意識はいつの間にか遠のいていった――…