甘い体温



『今日の夜、飯でも食いに行くか?』


『え?』



朝食も終え、ブラウンを抱っこしながらソファーに座る私に陽生がスーツの上着を羽織ながら聞いてきた


『明日は俺も病院休診日で休みだし、たまには雰囲気変えて外に食べにでも行こうか?』


そう言うと、私の隣に腰を下ろした陽生



『今日の夜?』



私は陽生の方に顔を傾けた



『そ、たまには外でご飯食べながらデートする?』



「ここにばっかいても退屈だろ?」と付け加えながら私の方を見る



まぁ…それもそうだけど



そういえばここに来てからというもの、陽生とは他のところでご飯とか食べた事ないな


てか、買い物以外あんまり出かけたことないかも


でも別に私的にはそういうのあんまり興味ないからどっちでもいいんだけど…



『……別にどっちでもいい』



そうさらっと答えると、私はブラウンの頭を撫でた



『OK、じゃあ決まりな』



陽生は私のあいまいな答えを勝手に賛成の方に受け取ったみたいで、ほぼ陽生の意思で行くことに決まった



『何食べたい?』


『別になんでもいい…』



私の肩を抱き寄せながら聞いてくる陽生に、私は素っ気無く返した