『えっ』
ビックリして後ろを振り向こうとしたその瞬間、後ろから手が伸びてきて体を勢い良くベッドの真ん中に引きずり込まれた
『きゃっ…ちょ、ちょっと陽生!?』
慌てて顔を上げると、何故か無表情の陽生が私を見下ろしていた
『直輝って誰だよ』
『え?』
ビックリして目を見開く私に、陽生は低い声で私に詰め寄って来る
『は、はるき!?』
ただならぬ陽生の雰囲気に思わず座りながら後ずさりをする私
な、何!?
『彼氏の目の前で他の男と仲良く電話?』
『え”…』
『いい度胸してるね…果歩ちゃんは』
そういいながら私をベッドの枕元まで追い詰めると、私の手を掴んだ
『なっ!ちょっと…』
思いっきり作り笑いの陽生を見上げながら、思わず私は息を呑む
目が怖いんですけど……
『ん?』
だけどそんな私に構う事無く、さらに陽生は私を追い詰めてくる
そしてもう片方の手で私の顎をすくい上げると、顔をグッと近づけてきた
『何か言うことは?』
えっ?
『なにか言いたいことがあるなら、今なら特別に聞くけど?』
そう言うと陽生は真っ直ぐ私を見つめてくる
『な、なにかって……』
なによ!?



