甘い体温


『その強気で意地っ張りなとこも、本当は寂しいくせに平気なふりしてるところもたまらなく好き』


頭までかぶった布団をゆっくり肩までずり下げると、陽生は私の頭を撫でた


ドクンッ


陽生が私の耳元であまりにも切なく囁くから


私の体温が一気に熱くなる



『好きだよ果歩』



耳元でそう囁き、私のこめかみにちゅっと唇を落とす陽生


その瞬間私の体はビクンと強張り


また胸がギュッと締め付けられた



『…はるき…』


『この柔らかい髪も、細くて綺麗なこの首筋も、白くて綺麗なこの肌も、果歩の全てが愛おしくてたまらない

全部全部俺だけのものにしたい』


そう言うと、陽生は私の髪や首筋、肩にゆっくり丁寧にキスを落とし始める



『あ…』



陽生の唇が私の体に触れるたび、ビクンと反応して早くなる鼓動


背中から陽生の熱い体温が私に伝って、ビックリするほど体の芯から熱く火照ってっていくのが分かる


まるで自分の体じゃないみたい



『やっ…ちょっと待ってっ…』


『かほ…』



思わず拒む私に構わず、陽生はとろけるような甘い声で私の名前を囁く


私の体を優しく撫でながら


いつの間にか外されたパジャマのボタンの隙間から、陽生の手が私の胸の膨らみを手の平で優しく包み込んだ