『…聞きたいこと?』
何?て感じで私を見てくる陽生に私は気まずく頷いた
『あんたってさ…その…私のどこが好きなの?』
『は?』
『いや、だって私…別にあんたに好かれるようなことした覚えなんかないし、
なんでこんなに好かれてるのか分かんないってゆーか
むしろ嫌われてもいいような態度しかとってないと思うんだけど?』
私は少し遠慮がちで陽生を見た
実は前から何となく気になっていた
今まで私と陽生の接点なんてなくて、陽生とこうするようになったのもごく最近
ましてや陽生とは年も結構離れてると思うし
てか私、陽生が何歳なのも知らないんだけど?
それなのに、陽生が私のことを好きになる要素が分からない
『はは、なんだよ、急に何かと思えば、突然どうした?』
『いや〜だって…』
なんかね
『急にどこって聞かれてもねぇ…』
ん〜、と考えながら陽生は私の顔を見つめてくる
そんな陽生に何となく落ち着かなくなる私



