私はその当たりにポイっとカバンを置くと、暖房を付けてこたつに入った


もちろんブラウンも一緒


こたつの暖かさを感じた私はやっと一息つけた


もう学校は昼からでいいや……


ふう〜…と息を吐くと、体の力を抜いた


それにしても



くしゅん!!



私はまた一つく大きなしゃみをした


朝起きた時からずっとこの調子


何故だか声は鼻声だし、鼻水も出る始末


唯一いい事は熱がないことだけ


それもこれも全部


あの男のせい!


あの後、結局私は陽生と体を重ねてしまった


てか半ば強引にそう仕向けられたんだけど……


もう本当にありえない!あの変態男!!


あれからずっと朝方まであいつは私を離そうとしなかった


陽生はあの後何度も私を抱いた


私がベッドから出ようとすると、陽生は強引に再び私をベッドの中に引きずりこんでくる始末


結局私は陽生のいいようにされて、1,2時間ぐらいしか寝れてない


まったく!!あの男は手加減と言うものを知らないわけ!?


あくまでも私は病人


呆れてものも言えない!


これでまた熱が出ようものなら、訴えて慰謝料でも取ってやる!!