空回りアイラブユー【完】



「……へ?」



聞こえてきた間抜けな声。




「ずっとずっと好きだった!…告白してくれた時、あのタイミングで告白されると思ってなくて、パニックになってあんなこと言っちゃっただけでっ…」




気持ちと共に、また溢れ出す涙。




「……」




そんなことは気にせずに、思いの丈を打ち明ける。






「てか、好きならすぐに諦めようとせず、もっと追いかけてきてよ!!バカ!!」





私への気持ちはそんなもんかって!!