「い、居ませんから!高橋さん」
「いいから、早くしろ」
「はい。すみません」
急いで支度をしてホテルを出て、車でニューヨーク支社まで向かった。初めてのニューヨーク支社。考えただけでも、緊張する。でも、さっき高橋さんに言われたことが背中を押してくれていた。
『経験は才能だ。その経験を無駄にするな』
頑張ろう。
予定通り、9時少し前に支社に着いた。高層ビルが建ち並ぶオフィス街にあるニューヨーク支社は、高橋さんの話を聞くと想像していたよりも遥かに1フロアが広いらしい。迷子にならないようにしなければ。でも、高橋さんが一緒だから大丈夫だよね。
エレベーターを降りて高橋さんが躊躇うことなくドアを開けて私を先に入れてくれると、高橋さんがドアを閉めるか閉めないかのうちから大きな声が聞こえた。
「Good Morning. Oh TAKA! How you doing?」
いきなり英語が、あちらこちらで飛び交っている。今、TAKAって呼んだよね?
背の高い男性と高橋さんは握手を交わして再会を喜んでいるが、何を言っているのか早過ぎて全く分からない。
は、早過ぎる。もうちょっとゆっくり喋ってくれれば、少しは分かるような気がするんだけれど……。
「Who are you?」
うっ。
苦手意識が働いて高橋さんの後ろに隠れていたが、見つかってしまったらしい。
すると、高橋さんが私を紹介してくれた
「Nice meet you」
握手を交わすと、ゆっくり話してくれたので少し会話が出来た。
「おお! 高橋さんじゃないですか」
エッ……。
誰?
振り返ると、驚いた表情で高橋さんを見ている男性が後ろに立っていた。
「久しぶりだな、太田。元気か?」
「はい。お陰様で、何とかやってます。こちらは?」
太田さんと言う人が、チラッとこっちを見て高橋さんに尋ねた。
「同じ、会計担当の矢島さん。俺の後任で、こっちに来た太田」
高橋さんが、紹介してくれた。
「いいから、早くしろ」
「はい。すみません」
急いで支度をしてホテルを出て、車でニューヨーク支社まで向かった。初めてのニューヨーク支社。考えただけでも、緊張する。でも、さっき高橋さんに言われたことが背中を押してくれていた。
『経験は才能だ。その経験を無駄にするな』
頑張ろう。
予定通り、9時少し前に支社に着いた。高層ビルが建ち並ぶオフィス街にあるニューヨーク支社は、高橋さんの話を聞くと想像していたよりも遥かに1フロアが広いらしい。迷子にならないようにしなければ。でも、高橋さんが一緒だから大丈夫だよね。
エレベーターを降りて高橋さんが躊躇うことなくドアを開けて私を先に入れてくれると、高橋さんがドアを閉めるか閉めないかのうちから大きな声が聞こえた。
「Good Morning. Oh TAKA! How you doing?」
いきなり英語が、あちらこちらで飛び交っている。今、TAKAって呼んだよね?
背の高い男性と高橋さんは握手を交わして再会を喜んでいるが、何を言っているのか早過ぎて全く分からない。
は、早過ぎる。もうちょっとゆっくり喋ってくれれば、少しは分かるような気がするんだけれど……。
「Who are you?」
うっ。
苦手意識が働いて高橋さんの後ろに隠れていたが、見つかってしまったらしい。
すると、高橋さんが私を紹介してくれた
「Nice meet you」
握手を交わすと、ゆっくり話してくれたので少し会話が出来た。
「おお! 高橋さんじゃないですか」
エッ……。
誰?
振り返ると、驚いた表情で高橋さんを見ている男性が後ろに立っていた。
「久しぶりだな、太田。元気か?」
「はい。お陰様で、何とかやってます。こちらは?」
太田さんと言う人が、チラッとこっちを見て高橋さんに尋ねた。
「同じ、会計担当の矢島さん。俺の後任で、こっちに来た太田」
高橋さんが、紹介してくれた。

