洗い終えたスポンジの水を絞って所定の位置に置いて、慌ててキッチンから逃げようとしたが、私の手首を高橋さんが掴んだ。
「おっと。それは、聞き捨てならないな」
「キャッ! は、離して下さい」
「それは、困る」
そう言うと、高橋さんは逃げようとした私を引き寄せた。
困るって、高橋さん?
「あ、あの・・・・・・」
「大嫌いとか言われたら、思いっきり俺が傷つくだろう?」
ハッ!
「高橋さん・・・・・・」
そう言うと、高橋さんは口を尖らせてみせた。
「すみません。ご、ごめんなさい。冗談ですから」
「・・・・・・」
どうしよう。高橋さんが、黙っちゃった。
つい、大嫌いなんて言ってしまって・・・・・・。
「高橋さん。ごめんなさい。大嫌いなんて言ってしまって・・・・・・嘘ですから」
「嘘?」
うわっ。
耳元で言われて不意を突かれ、思わず首を窄めた。
「は、はい。嘘ですから」
言いながら、今度は不意を突かれないように右耳を手で塞いだ。
「ならば、そんなことは言うな」
「はい・・・・・・ごめんな・・・・・・さい」
高橋さんに言われて、何だか哀しくなってしまった。
「何も、泣くことはないだろう?」
そんな私に気づいたのか、高橋さんが顔を覗き込んだ。
「でも、私・・・・・・」
「罰として」
罰?
そう言うと、高橋さんが左手の親指と人差し指で私の顎を持つと上を向かせた。
「週末は、一緒にアウトレットに行くこと」
エッ・・・・・・。
「あの・・・・・・」
「何か、不満でもあるのか?」
「い、いえ、ありがとうございます」
1度断ったのに、高橋さん。連れて行ってくれるなんて・・・・・・嬉しい。
「だから、もう大嫌いとか言うな」
「はい」
「心臓に良くない」
「おっと。それは、聞き捨てならないな」
「キャッ! は、離して下さい」
「それは、困る」
そう言うと、高橋さんは逃げようとした私を引き寄せた。
困るって、高橋さん?
「あ、あの・・・・・・」
「大嫌いとか言われたら、思いっきり俺が傷つくだろう?」
ハッ!
「高橋さん・・・・・・」
そう言うと、高橋さんは口を尖らせてみせた。
「すみません。ご、ごめんなさい。冗談ですから」
「・・・・・・」
どうしよう。高橋さんが、黙っちゃった。
つい、大嫌いなんて言ってしまって・・・・・・。
「高橋さん。ごめんなさい。大嫌いなんて言ってしまって・・・・・・嘘ですから」
「嘘?」
うわっ。
耳元で言われて不意を突かれ、思わず首を窄めた。
「は、はい。嘘ですから」
言いながら、今度は不意を突かれないように右耳を手で塞いだ。
「ならば、そんなことは言うな」
「はい・・・・・・ごめんな・・・・・・さい」
高橋さんに言われて、何だか哀しくなってしまった。
「何も、泣くことはないだろう?」
そんな私に気づいたのか、高橋さんが顔を覗き込んだ。
「でも、私・・・・・・」
「罰として」
罰?
そう言うと、高橋さんが左手の親指と人差し指で私の顎を持つと上を向かせた。
「週末は、一緒にアウトレットに行くこと」
エッ・・・・・・。
「あの・・・・・・」
「何か、不満でもあるのか?」
「い、いえ、ありがとうございます」
1度断ったのに、高橋さん。連れて行ってくれるなんて・・・・・・嬉しい。
「だから、もう大嫌いとか言うな」
「はい」
「心臓に良くない」

