世間は慌ただしい
そう感じる4月初旬
新入生や新社会人が増える月
慌ただしく日が過ぎていく
たんぽぽは花から綿毛へと
桜は花から葉桜へと
慌ただしく変わっていく
そんなに早く変わらなくてもいいのにな
もう少し花の姿を見ていたいのにな
そう思ってもその願いは届かない
夏の季節に近づいていく
そんな季節になっていく

世間は浮ついている
花見や祭りなどたくさんの行事がある
ついでに学生は春休みもあって
老若男女問わず足が浮ついてしまう
新学期や新生活が始まって
不安だけどそれが楽しみでもあって
余計に足が浮ついてしまう
そんな季節になっていく

世間(空)は明るい
1ヶ月前までは18:00なんて真っ暗だったのに
18:30でも明るく夕日が綺麗である
こんな1ヶ月で変わってしまう世の中は
不思議である
もう夏だね〜
そんな声が聞こえてくる
あぁ春が終わってしまうのか
と少し寂しくなる
そんな季節になっていく

世間は怖い
グワン
今揺れた?と思いスマホを開く
この時期ほんとに地震が多い
北陸の地震も熊本の地震も
春に起きた大震災
ほんとに気をつけないとなぁ。。。
あ、今回は震度1やったんや
とりあえず安心だな。。。
でもいつ大きいの来るかわかんないから
いつきてもいいように備えなきゃ。。。
そんな季節になっていく

春というのは
慌ただしくて、浮ついて、明るくそして少し怖い

そういう季節なんだ
夏に向かって進む季節になっていく
あぁ春ってそんな季節だったんだ
そう思わされる季節になっていく
そんな晩春の詩