わたしはシャワーでシャンプーを洗い流すと、
トリートメントを大量に蓮翔の髪につけ、また洗い流す。
蓮翔はバスチェアから立ち上がる。
「おい、粉被りっ、いい加減にし……」
わたしと蓮翔は見つめ合う。
ドキッ。
「あのっ、蓮翔……」
蓮翔はわたしの腕を引っ張って、前髪を 掻き分け、チュッ。
おでこに優しくキスをした。
!?!?!?!?
「顔、真っ赤♪」
「うっ、うるさいっ!」
「てかなんで、突然、こんなことっ……」
パサッ。
ん?
わたしの体に巻きついていたタオルが、タイルの上に落ちる。
「きゃああああああっ!!!!」
「うわああああああっ!!!!」
わたし達は同時に悲鳴を上げた。
はああっ。
ま、まさか、わたしの全てを蓮翔に見せてしまうなんてっっ。



