「ええええええええええ!?」
「はああああああああ!?」
わたしと蓮翔は同時に叫ぶ。
蓮翔は信じられん! と言った顔をする。
「大賞ってマジかよ!?」
「やった~~~!!」
わたしは蓮翔に、がばっ! と抱きつく。
「のわっ!?」
「大賞大賞大賞~~~~!!!!」
「やったなっ!!」
「うんっ!! 本当、夢みたいっ!!!!」
「蓮翔、ありがとう!!」
「蓮翔がエントリーしてくれなかったら、大賞取れてなかった!!」
「いや、お前の努力が大賞に導いたんだよ!」
蓮翔は、ぽんっとわたしの頭を叩く。
「羽希、本当、よくがんばったな!!」
「大賞おめでとう!!」
「やっと、本になるな!!」
「うんっ!!」
「でも、わたしの実力だけじゃないから、なんか悔しいっ」



