たまごのくにでは
ふわふわの ぴんくの
あったかい くもにのって
じぶんの うまれるばしょ
おかあさんを みにいきます。

それによって
じぶんのうまれる いみ、
もくてきを みいだすのです。

たとえ
こめつぶひとつでも
うまれてたくさんの
おこめになることができて
いろんな ひとや
ものの ためになります。
どんな おかあさんも
あかちゃんを
かわいがります。

うまれてきてくれて
ありがとうと おもいます。

だから どんな にんげんでも
どうぶつでも
はなでも
うちゅうじんでも
うまれてこなけばよかった、
なんてことはないのです。
ひつようと されているのです。

たまごのくに では
みんな
しあわせです。