理事長室の前まで案内してもらい、お礼を言おうとしたら授業に行ってしまった。
今度お礼を言わないといけないな、、、

そう思いつつ、理事長室に入った



「ようこそ、光が丘学園へ」
「貴方は、今日から転校してくる星宮さんですか?」


「はい、秋月学園から来ました、星宮ひゆうです」


「君みたいな生徒が来てくれてとてもうれしいよ」


「あ、どうも、、、」
来てくれてうれしいよって言われた時なんて反応すればいいのかなぁ

「星宮さんは寮生活だよね?」


「はい!!そうです!!」


「如月さんとさんに言われてるよ」


「え?」


「星宮さんが来るので、同じクラスにしてください!!ってね」
「なぜ?と問い返すと、彼女たちは、貴方の過去で心配していた。」

過去…
私にとっては辛く悲しかった過去。いつも思い出すと、胸が苦しくなる。でもそれをわかってたんだ。凄いな笑、、虹心と葉乃は、、


「星宮さんの寮は彗星寮になるからね」


「分かりました。ありがとうございます。失礼しました。」
私は理事長室を出て急いで待ち合わせ場所に行こうと思ったが、やはり迷子になった。

方向音痴にもほどがあるかもしれない、、、

二人に電話しよっと

流石に迷子過ぎてやばいし、ここがどこか分からなくなっちゃった、、、。
?「あれ?ひゆう?」
?「やっぱり迷子になってた!」
二人の女の子が私に向かって走ってくる。
最初はわからなかった。でもなんとなく分かった。


虹心と葉乃だ。