「あ………莉央と悠真………。」
「琉依ちゃんといつも一緒にいる子だ。」
「私達、朝倉先輩と同じサッカー部の水沢莉央と神谷悠真です!!」
「そうなんだね。悠真……。なんか拓馬から名前聞いたことあるなぁ」
「拓馬先輩にはいつも可愛がってもらってます。」
「…っていうか!私、聞きたいことが多すぎて何から詰めればいいの!?」
「莉央、怖い。何も聞かないで何も見なかったことにして下さい………」
「却下。でもデートのお邪魔はしたくないから、事情聴取はまた明日!じゃあ、悠真行こ」
そう言うと、2人は彼に会釈をしてゲームセンターを出ていってしまった。
