私に愛を教えてよ






え……?そんなことでいいの?


てっきりまた彼女になってとかデートしてとか突拍子もないこと言われるのかと……。


いや、明日から何事もなかったかのように過ごそうとしてるんだから、連絡先交換だって条件があって当然だ。




「分かった。私は………どうしようかな。」


「よし、決まり。俺が急に提案したことだし、琉依ちゃんはゲーム中に考えとくでもいいよ?」


「じゃあ、考えとく。」



すると、彼は自信に満ち溢れた顔で「よーいスタート」と合図をする。