光汰くんと翠人くんに肩を支えられている宏樹は 先程自身に起こったことを話し始める。 「食堂を出たあと もう一度寝ようと思って この部屋に来たんです。 すぐに寝落ちしちゃって… 気付いたときには 天井の方まで浮いていました。」 そういう宏樹の体は震えていた。