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先生「これからこのA組の担任させていただく山崎です、よろしくお願いしますー！！」
先生「それじゃあまず皆んなと集まるのは初めてと思うので1人ずつ簡単な自己紹介をして欲しいです！！」
先生「じゃあまずは…池田 渚沙さんからで！」
渚沙「はーい！！池田 渚沙って言いまーす！！よろしくお願いしますっ！！皆んなと仲良くなりたいので是非気軽に声かけてください！！」
渚沙の自己紹介が終わった瞬間クラスがざわざわしているのに気付いた。
「あの子元気で可愛いね」
「後で話しかけてみる？」
確か中学生の頃もこんな感じだった気がした。
初対面なのに渚沙が自己紹介すると皆んなが元気になったような雰囲気を出せるのはきっと渚沙だけだった。
先生「じゃあ次は佐藤 沙奈さんお願いします！！」
沙奈「え、あ…さ、佐藤 沙奈です…よろしくお願いします、皆さんと仲良くなりたい…です、」
自分の自己紹介が終わった後、辺りはさっきの静かな雰囲気になってしまった。
自分も渚沙の自己紹介を少し真似してみたがやっぱり無理だ。やっぱり渚沙は凄過ぎる。
…
先生「後、ずっと後ろから見守っててくれた先生が居るの気付いてたかな？」
先生「じゃあ、先生も自己紹介お願いします！！」
？？？「皆さんこんにちはー！！今日から教育学習生としてこの学校に来ました！！」
元気で透き通っている声。
早野「早野って言います！！よろしくね皆んな！！」
「えなにあの先生、めっちゃ格好いいんだけど…」
「えやばくない！？めっちゃ格好いい…」
渚沙「えあの先生ちょー格好よくない！？思うよね！？沙奈！！」
沙奈「え…あぁ、、」
自分的にはあまり好みじゃないなんて渚沙には口が裂けても言えない。
