隣の席の塩対応くんは、本当は人見知り。

まあ簡単なことだ。

ただ単に、俺に話しかけるのがめんどくさくなったんだろう。

今年に入って仲良くなったやつもいるみたいだし、俺といるよりもそいつといる方が断然

楽しいはずだ。

だから別におかしなことじゃない。

でも、何か物足りない。

「伊織ー、シャーペン貸して!」

「ん。……なあ涼介」