「うわぁぁぁぁあああ!!」
スギくんは突然飛び上がって叫びながら遠くへ走って逃げていく。
唖然とする私、ならびに近くにいた生徒のみなさん。
米粒くらいの大きさまで遠く小さくなったスギくんは、くるっと体を反転させてこちらを見た。
よく見えないけど、どうやら泣いてる。
そしてスギくんは、思いの丈を叫び始めた。
「月寄さんには!キョンがいるって、わかってます!でも!ずっとずっと、ずっと、ずっと俺は、あなたのことが!好きですからぁーーー‼」
学校中の注目をかっさらったスギくんは真っ赤な顔でなぜか校門の外へ走って行こうとして、すぐに校門にいた先生に首根っこを掴まれて連行されていった。
私はなすすべもなく、呆然とする。
そこで周りの視線にハッとした私は、慌ててさっき落とした靴を拾って下駄箱にしまい、熱くなる顔を俯かせながら歩き出した。
スギくんは突然飛び上がって叫びながら遠くへ走って逃げていく。
唖然とする私、ならびに近くにいた生徒のみなさん。
米粒くらいの大きさまで遠く小さくなったスギくんは、くるっと体を反転させてこちらを見た。
よく見えないけど、どうやら泣いてる。
そしてスギくんは、思いの丈を叫び始めた。
「月寄さんには!キョンがいるって、わかってます!でも!ずっとずっと、ずっと、ずっと俺は、あなたのことが!好きですからぁーーー‼」
学校中の注目をかっさらったスギくんは真っ赤な顔でなぜか校門の外へ走って行こうとして、すぐに校門にいた先生に首根っこを掴まれて連行されていった。
私はなすすべもなく、呆然とする。
そこで周りの視線にハッとした私は、慌ててさっき落とした靴を拾って下駄箱にしまい、熱くなる顔を俯かせながら歩き出した。