飼い始めたイケメンがずっとくっついて離れてくれない。

 ✧˙⁎⋆




 そして私は、いつものように鞄のポケットから家のカギを取り出して、扉を見つめていた。

 軽く深呼吸をする。

 そして気持ちを整えてから、その扉を開けた。


「ただいまー」


 ……

 ……あれ?


 (しん)の姿が、見えない。

 静まり返る部屋には、気配がない。

 前の反省を生かして、すかさずスマホをチェックするけど、特に連絡はない。


 胸がざわついて、急いで家の中に入る。


 まさか、まさか今度こそ、本当に、



 
「おかえり!」

「‼」