「それより昂輝、瀬戸さん、吹部だってさ」
「おー、すげー。やっぱさ、吹部の応援って憧れるよなー」
「な? だろだろ!?」
「だからそーやってがっつくのやめろって。瀬戸さん、怖がるだろ」
有賀くんが佐々木くんの横っ腹を拳で小突く。
「ごめんねー。デカくてゴツイってだけで怖いよな。でもさ、こいつ、中1まで学年イチ小さかったから、そういう自覚ねーんだよ。信じられないかもだけど」
「ちょ……昂輝。その話はやめろって」
珍しく佐々木くんが慌ててる。
「『昂輝はデカくていいよなー』って毎日言われるからさ。『牛乳毎日1リットル飲んでるからな』って言ったら、こいつ真に受けてさ。でも気付いたら俺よりデカくなってて『マジかよ!』って思ったけど」
「そうそう。昂輝のおかげでデカくなれたんだよな、俺」
「おー、すげー。やっぱさ、吹部の応援って憧れるよなー」
「な? だろだろ!?」
「だからそーやってがっつくのやめろって。瀬戸さん、怖がるだろ」
有賀くんが佐々木くんの横っ腹を拳で小突く。
「ごめんねー。デカくてゴツイってだけで怖いよな。でもさ、こいつ、中1まで学年イチ小さかったから、そういう自覚ねーんだよ。信じられないかもだけど」
「ちょ……昂輝。その話はやめろって」
珍しく佐々木くんが慌ててる。
「『昂輝はデカくていいよなー』って毎日言われるからさ。『牛乳毎日1リットル飲んでるからな』って言ったら、こいつ真に受けてさ。でも気付いたら俺よりデカくなってて『マジかよ!』って思ったけど」
「そうそう。昂輝のおかげでデカくなれたんだよな、俺」



