Special Edition ②



「髪洗ってあげるよ」
「いいよっ、自分で洗えるから」
「俺が洗いたいのっ!ほら、ここ座って」
「っ……」

結局一緒に入浴する羽目になって、渋々浴室に入った途端、これだ。
有無を言わさず座らされ、シャワーが髪に当てられる。

「目、瞑っててね♪」
「……ん」

こうなると、大人しくしてるのが一番。
抵抗すればするほど、俄然燃えるらしいから。

「う~ん、いい眺め♪」
「ッ?!」

彼の言葉にパッと目を開いて、視線を持ち上げると。
満足そうに見下ろす彼と視線が絡まった。
胸も大事な部分も上から見て楽しんでる……。

「ほら、目を瞑らないと泡が入るよ」
「ぅっ……」

わざとらしく泡の付いた指先で鼻筋をなぞり、目を閉じるように脅す。
イラっと来るのに憎めない。
だって、彼に愛されてると全身で感じられるから。

「悠真、キスしたい」
「えっ、何なに、どうしたの?急に…」
「嫌なの?」
「フッ、嫌なわけないだろ」

彼の方へと体の向きが変えられ、熱く唇が重なった。



「璃子さん、まだ0時前だよ?」
「無理っ、もう無理ッ!ちょっと休憩っっ!!」

五歳違うだけでこんなにも違うんだっけ?

お風呂で求められ、そのまま寝室に運ばれ雪崩れ込むように求められ…。
キスだけでも結構ハードなのに、何度意識を手放したか、記憶にない。

「璃子さん、全然足んない」
「えぇ~~っ」
「じゃあ璃子さん、寝てるだけでいいよ。俺、勝手にするし♪」
「なっ……」
「観光デートなんて要らないくらい、今晩のうちに食べ尽くしとくから心配しないでね~♪」

そ、それって、歩けなくなるくらいってこと……?