「あ、あの……ごめ――」
「あー急にごめん。でももったいないなって思ってさぁ」
「……え?」
謝ろうとした私より先に、ミコトちゃんが謝ってくれた。
そしてすぐにぽかんとしてしまった私の顔を見て、ミコトちゃんはハッと何かに気づいたような顔をした。
「はっ! でもバレたら大変だ! モテすぎるっ!」
「――いやいやいや! それはないから!」
もうすっかり普段のミコトちゃんだ。
触られるのを拒否したことなんか、全然気にしてないみたいだ。
(でもミコトちゃんになら、話しても大丈夫かな? 私が顔を隠している理由……)
私はドキドキしながらミコトちゃんを見つめた。
裏表のないミコトちゃんは、私の大切な友だちになっていたから……。
「あ、あのね……実は……」
「うん?」
ゆっくりと口を開いた私を、ミコトちゃんの笑顔が迎えてくれた。
「あー急にごめん。でももったいないなって思ってさぁ」
「……え?」
謝ろうとした私より先に、ミコトちゃんが謝ってくれた。
そしてすぐにぽかんとしてしまった私の顔を見て、ミコトちゃんはハッと何かに気づいたような顔をした。
「はっ! でもバレたら大変だ! モテすぎるっ!」
「――いやいやいや! それはないから!」
もうすっかり普段のミコトちゃんだ。
触られるのを拒否したことなんか、全然気にしてないみたいだ。
(でもミコトちゃんになら、話しても大丈夫かな? 私が顔を隠している理由……)
私はドキドキしながらミコトちゃんを見つめた。
裏表のないミコトちゃんは、私の大切な友だちになっていたから……。
「あ、あのね……実は……」
「うん?」
ゆっくりと口を開いた私を、ミコトちゃんの笑顔が迎えてくれた。