「引越しのお手伝いィ?」

2年前、引越し業者で働いている叔父が急にやって来て、俺に手伝いを要求してきた。

「おう!お前俺の仕事知ってお手伝いしたーい!って言ったじゃねーか!」

そんな事言ったか〜?と記憶を思い返していくと、俺は呆れて

「小3の頃だろ?」と突っ込むと叔父はワッハッハと笑って

「いいじゃねーか!うちの会社人少なくなってて手伝い欲しーんだよ!それに引越しする女の子は一歳年上の可愛い女の子だぞ〜♡」

と言われても俺は渋い顔のままやる気が出ない。

もうすぐ中3になって一年後入学する高校を考えたりと新学年テストと色々忙しい。

まだ高校決められてないし、苦手な歴史復習しないといけないからな〜。

悪いけど断ろうと思い、口を開こうとしたら叔父はニヤリと笑って