ただ真っ直ぐに、君が好き。

ふわりと矢原くんのハーブの良い香りが漂ってくる。

っ、どうしよう、緊張する...



「や、矢原くんっ、降ろして?
重いでしょ?1人で歩くからさ」

「ダメだ」

「で、でも...」

「俺がこうしたいんだよ」



その言葉で、さっきまで紅く染まっていた顔がもっと紅く染まって、真っ赤になった。



「あ...りがとう」

「ああ」



ぎこちなくなってしまったけど、矢原くんに伝わったようで良かった。