ただ真っ直ぐに、君が好き。

「そんなのどうでも良い。
今は松野井が大切なんだから!」



真剣な眼で言ってくれる矢原くんを見ていると、、自然と涙が出てきた。



「やべっ、俺、なんか泣かせるようなことしたか?」

「違う、よ。これは...嬉し泣き。
私なんかのために、そんな真剣になってくれて、嬉しくて...」



最後、ニコッと笑うと、矢原くんは頬を紅く染めた。

っ、そんなことされたら、私まで顔紅くなっちゃうよ...



「あ~...保健室、行くか」

「でもリレーは...」

「ああ、リレーならアンカーだし、優希がやってくれる」

「そっか...」



すると矢原くんは私のことをお姫様抱っこしてきた。