ただ真っ直ぐに、君が好き。

「キャー!!」



女子の悲鳴があがった直後、私は体が下に傾いていく感覚が。

どう、しよう?

めまいがするし、吐き気もある。

さっきまでこんなことなかったのに。



「っ!」



地面に、叩きつけられる!!

でもなぜか、全く腕や背中に痛みはなかった。

それどころか、暖かかった。



「松野井っ!大丈夫かっ!?」




ど...して...?

私を受け止めてくれたのは、矢原くんだった。

でも、リレーの選手はもう...



「ん...矢原くん、ありがと...
でも、リレーは...?」

「そんなのすっぽかして走ってきた」

「だ、めだよ。行かなきゃ。
迷惑かかっちゃう...」